

子犬の頃から水に入るのが大好きだったカブさん。
水と見れば即座に飛び込みたがる、
家族にとっては少々厄介な癖がありました。
雨が降ったばかりの水たまりならいいのですが、
降ってから3日後の泥水や、
排水の中の泥がたまりやすい溝の深みに、
散歩中に意気揚々と飛び込んでは怒られました。
帰宅後のシャンプーでまたもう一暴れでした。
2匹の先住猫と暮らしていた梅吉さん。
その影響もあってか、
子犬の頃から気まぐれでツンデレなところがありました。
年を重ねるごとにその性格はさらに強くなり、
「おいで」と呼んでもおやつがなければ大体来ず、
「お手」と言っても気が向いた時しか手を出さず、
そうかと思えば、
突然甘えん坊になって母の膝に陣取り、
ゴロゴロの代わりにブーブー寝息を立てて、
母の足がしびれるまで昼寝をするのでした。