あの頃の想い出32

鼻がぺちゃっとした犬、

いわゆる短頭種の顔つきが大好きだった

ミルコさんのお母さん。

子供の頃にテレビでパグを見て一目惚れしてから、

大人になったら絶対パグと暮らそう、

と決めていたのです。

無事その夢を果たすことができた5年後、

散歩中にボストンテリアという犬と出会い、

またしても電撃が走ったような感覚が走りました。

ボストンテリアは当時まだ日本では珍しく、

お母さんは必死でブリーダーさんを探して、

念願のミルコさんを迎え入れました。

パグ姉さん(名前はポンさん)ともすぐ仲良くなり、

毎日一緒に散歩に出かけるようになりました。

すると、同じく散歩中の人や通りがかりの人に、

「あらかわいいパグとフレンチブルドッグね」

としょっちゅう言われたのです。

フレンチブルドッグはもちろん知っていましたし、

確かに見分けがつきにくいほどよく似ているから、

間違えられても無理はない。

しかし、我が子はボストンテリアなのだ。

やっぱりフレブルとは違うのだ。

ボステリの方がシュッとして足も長いのだ。

とモヤモヤしながら、

ボストンテリアとフレンチブルドッグの画像や動画を

しょっちゅう見比べているうちに、

いつしかフレブルのひょうきんな仕草に

すっかり心を奪われていったお母さん。

ミルコさんが3歳になった時、

フレブルの弟(ブランドン・愛称ブーちゃん)が

家族の仲間入りをしたのでした。

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